順張りか?逆張りか?過去のデーターでは順張りが圧勝な件。

和製バフェットです。

投資方法は十人十色

米国株ブログ村では様々な方が様々な投資方法を行っております。
インデックス投資、順張り投資、逆張り投資、高配当投資などなど
中にはミックスしている方もいることでしょう。
十人十色という言葉通り、誰一人として同じ投資方法になることはないでしょう。

今回はタイトルにある通りに順張りと逆張りを過去のリターンからどちらが「適正」かを検証してみます。
(こう言うと人によって異なるからー、状況によって変わるーとか言われますが、あくまで自分の考えなので全ての人に当てはめる意図はございません。)

順張りとは株価が上昇している銘柄を買う
逆張りとは株価が下落している銘柄を買う

というやり方になりどちらも一長一短あることでしょう。
米国株ブログ村では逆張り&長期投資の方が多いようですが、
和製バフェットは順張り投資の方が資産を増やすことができると手ごたえを感じており、順張りを行っております。

順張り vs 逆張り(1951年-1996年)

ウォール街で勝つ法則という5,800円するめちゃくちゃ高え本に1951年~1996年の順張りと逆張りのデーターが乗っております。
今回はここから引用させていただきます。

株価が上昇、下降している割合を「レラティブ・ストレングス」と呼ぶのですが、レラティブ・ストレングスが強いと銘柄と言えば、株価が強く上がっている銘柄のことになります。
ウォール街で勝つ法則にはレラティブ・ストレングスが最大の銘柄と最低の銘柄の1951年~1996年のリターンが乗っています。

ではどのようなリターンなのかを見てみます。

※レラティブ・ストレングスをRSと略します。

(1951年-1996年)

どうでしょうか?
前年最も株価が上昇した上位50銘柄のリターンは平均リターンが18.09%となっており、全銘柄の14.97%を大きく超えていることがわかります。
反対に前年、株価上昇率が最低の50銘柄は平均リターンが6.73%と目も当てられません。
※ただし、全体としての傾向というわけで1個、1個の銘柄に関しては当然異なります。

従ってそれほどリターンを追い求めない or 金銭的な破滅を目指しているのであれば配当利回りが高いという理由で下がっている銘柄に投資をすれば良いですが、株式投資でリターンを追い求めようと思ったら(つーか普通こっちだろ。)トレンドに乗って伸びている銘柄に投資をする、そして伸びが鈍化して来たら別の伸びている銘柄に乗り移っていくという手法は過去のデーターから見ても極めて高いリターンをもたらしてきたということがわかります。

2019年で例えるならばマイクロソフト、ビザ、スターバックス、その他伸びているハイテク系などに投資をし、将来性に疑問視されているアルトリアグループ、フィリップモリス、エクソンモービルには見切りをつけて投資をしないというやり方になりますね。

ただし、順張りにも弱点があり

ウォール街で勝つ法則にはリターンとともにシャープレシオも乗っております。
シャープレシオとは何ぞやというと運用効率の高さを言い、このシャープレシオ指数が高いほど運用効率が高いと言えます。
順張りはリターンが高かったのですが、シャープレシオという観点から見ると弱点もございます。

ではシャープレシオ指数を見ていきます。

(1951年-1996年)

どうでしょうか?
前年最も株価が上昇した上位50銘柄のシャープレシオは43.00となっており、全銘柄の49.00よりも下回っております。
これはS&P500に例えればわかりやすいと思うので、S&P500に例えますと、
順張り銘柄の方がリターンは高いが安全性の面を加味したらではS&P500の方が上であるということが言えます。
だからこそ順張りはきちんとした金銭管理ルールが必要であるとも言えますね。
反対に、株価上昇率が最低の銘柄はリターンも低い、シャープレシオ指数も5.00と終わっています。
まさに今のタバコ株を象徴しているのではないでしょうか?
金銭的な破滅を目指しているのであれば配当利回りが高いという理由でタバコ株のような下がっている銘柄に投資をすれば良いとわかります。
ただし、これも全体的にこういった傾向があるというだけで1個、1個は異なります。
ゆえにタバコ株が内在価値に比べて超割安になっているという確信が持てるならばタバコ株への投資はいいでしょう。
そしてディフェンシブ投資というならば全銘柄のシャープレシオが49.00と最も高いのを見る限り、個別でなく広く分散されたVOOやVTIが最もディフェンシブであるとわかるでしょう。
データー上では広く分散された全銘柄(VOOやVTI)こそ最もディフェンシブ投資であるとわかります。

と言ってもこれはすでにぽすと隊長がS&P500が最大のディフェンシブであるとディフェンシブ投資理論を論破しています。
(引用:爆アド!-投資・糖質制限・セミリタイア-)

なお、銘柄を乗り換えるごとに売買手数料がかかって損すると言う指摘を聞きますが、売買手数料は最大でも21.6ドルなので計算すれば大きな損失に比べれば豆粒に過ぎないとわかります。
こういうことを書くとまた感情的になって突っかかってきそうなので、リターンと比較をすれば売買手数料は気にする必要はないと後日きちんと計算した記事を書きます。

ちなみに、このウォール街で勝つ法則は色々なデーターが乗っているため、今後も引用をし、記事にしていこうと思います。
1つ言えることは「リターンは長期で判断しないといけない」という指摘は過去の歴史から見ると順張りが圧勝ってことです。
大事なことなので再び主張します。
過去の歴史から「長期」で見るならば順張りが圧勝で「逆張り」はボロ負けです。
ただし、優れたビジネスセンスを持ち、財務三表をきちんと読みこなせ、本当に安い株とくそ株の区別がつくならば、もっと言うとウォーレン・バフェット並みにバリュー株が見抜けるならばバリュー投資に拘るのもOKでしょう。
しかし、平凡な能力の方は優れたビジネスセンスもないでしょうし、財務三表を読み込む能力もないですし、本当に安い株とくそ株の区別はつかないでしょうから順張りの方がいいんじゃないでしょうか?

まとめ

  • 平凡な投資家→順張り投資 or インデックス投資
  • 優秀な投資家→逆張り投資

がいいんじゃないか?と和製バフェットは考えております。
そのため、上記データーから和製バフェットは今後も順張りをしていく次第です。
ただし、シャープレシオは全銘柄に比べて落ちる、つまりリスクが高いということになりますから厳格な資金管理ルールのもと、今後も投資を行っていきたく思います。
※資金管理ルールについてはマーケットに問題がないにも関わらずに評価がマイナス8%になったら例外なく損切りするです。

なお、和製バフェットが投資している

マイクロソフト、ビザ、スターバックス、マクドナルド、ダナハーに関しては中期~長期で成長するであろうと見込んでいるため、急成長株と違ってすぐにはくそ銘柄にはならないであろうと考えております。

また、一部の投資家はどうやら成長株は全て急上昇&急落下する急成長株と分類しているようなのですが、これを機に成長株にもいくつか種類があると知っておいていただければと思います。
和製バフェットは急成長株には投資をしない方針で、中期~長期成長株に投資をしていく戦略です。

自分が投資をしているマイクロソフト、ビザ、スターバックス、マクドナルドは中期~長期成長株なので急上昇&急落下の可能性は低いと見ていいでしょう。
当然、その代わりに急上昇する可能性も低いです。

最後に、このデーターを見てタバコ株に投資をし、逆張り&長期で資産を作ると思っていた方も考え方を変えて順張りにしてもいいと思いますよ。何故なら株式投資はお金を投資する場所であって自分の意見・プライドを投資する場ではありませんから。
ただ、株式投資は100%自己責任&自由なのであなたがリターンよりもメンツやプライドを優先するのもありですし、タバコ株が内在価値に比べて不当に安く評価されていると見えているならばタバコ株に投資をするのもありだと思いますし、もしかしたらあなたにも偉大な天才投資家のような能力を持っているのかもしれませんから。

追記
2025年の喫煙者数は約11億人程度と言われていてるので、タバコ会社は当分なくならないし、今後も喫煙者がいる限り一定の利益は上げることでしょう。

ドゥーユアベスト

8 件のコメント

  • 薔薇の艦隊
    https://rosefleet.net/
    のエディだ。

    順張りと逆張りについて、わかりやすい説明、ありがとう。

    S&P500がディフェンシブ投資というのも理解できる。

    誰かから投資相談を受けたとしたら、
    無難にS&P500連動ETFを勧めるだろう。
    無難な選択だから。

    だが、自分が自分のための投資を行う際は、個別株投資だ。

    S&P500より、より早く、より多く、儲けたい。
    当然だ。
    欲深い人間だから。

    S&P500には、明らかに首をかしげるような銘柄も含まれている。
    そういったものを除外し、優良銘柄を選別する。

    その過程で、順張りと逆張りの問題に直面する。

    順張りは、皆が良いと判断し、買いを入れている銘柄に追従する。
    素直だ。

    逆張りは、皆が期待薄と判断しているものを、
    今後の復活に期待して、買いをいれること。
    難しい。復活のタイミングがなかなか読めないからだ。

    だから、逆張りが上級者向けといえるのは、よくわかる。

    これからも、良質な記事を頼む。
    いつもありがとう。

    • エディ王子

      S&P500に投資するってのも簡単なようで難しいからね。
      人間というのはどうしても自分の欲と戦い続けないといけない。
      インデックス投資だろうが、順張り投資だろうが、逆張り投資だろうが。

      まあ、おれは一定の金額まで達したら

      3分の1 リート
      3分の1 個別株
      3分の1 インデックス投資

      という風にしようかなとも考えている。

      • 薔薇の艦隊
        https://rosefleet.net/
        のエディだ。

        「人間というのはどうしても自分の欲と戦い続けないといけない。」

        君の申す通りだ。

        その欲が、判断を曇らせる。

        欲にまみれているから、どうしても自分の選択を贔屓目に評価しがちである。

        そこに、油断が生じ、傲慢さが生まれる。

        みずから敗北の種を蒔いているようなものだ。

        本日、例の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を見に行った。

        ネタばれにならない範囲で感想を記す。

        良い映画だった。

        官能を期待したが、意外と普通の映画だったよ。

        むしろ、余計な官能シーンを削除して、幅広い年齢層に見てもらいたい映画だ。

        話の最初と最後に、女と心中を図るとき、
        入水自殺に使用する「紐」が出てくるのだが、これが重要なアイテムだね。

        私からすれば、太宰治は「狡猾な狂人」だ。

        人間観察の対象としては興味深いが、私の友人にはふさわしくない。

        奇才三島由紀夫との対決シーンがあったが、
        その三島ですら、まっとうな人間に見えるほどだった。

        太宰治は、支えてくれた正妻が「できた人」で良かったね。

        愛人を利用して世に傑出した太宰治だが、
        最期は愛人の情欲に取り込まれたような死に方だったな。

        まさに君のいう「欲との戦い」だよ。

        情欲のせめぎあいが、蜷川実花の花の演出と相まって、見事に活写されていた。

        ここまで。あとは劇場でご覧あるべし。

  • こんにちは、和製バフェットさん。
    先日、VISAの下落の際に、大きく買い足しました。
    今後も世界のGDPの増加に伴い、クレジットカードの使用量も増えると思います。
    下落は一時的なもので、割安と考えたためです。
    これは逆張りでしょうか?順張りでしょうか?

  • ローンウルフって奴嫌いだわ、他人のこと陰でこそこそ批判して反撃されたら粘着する。こんなんだから公務員にしかなれんのやろうな。

  • コメントを残す